近況

近況
2000/2005英国サセックス大学法学部修士卒 冨田麻里(7thclouds) 愛犬びすけと東京新宿区早稲田町に暮らす 51歳 職業 英訳 現在週3日公務員非常勤職員

2010年12月28日火曜日

英国のクリスマスといえば・・・

英国のクリスマスといえば・・・:懐かしいスーパーのにぎわい、TVのクリスマス年末年始、列車事情、ミレニアムの思い出、おいしかったジェイミーオリバーレシピの簡単ベリーソース、キャンパスのクリスマス休暇などなど・・・♪


さて、これまでdairy with biscuitとツィートのほうばかり書いてきて、たまーにアップするだけでぽつりぽつりとすすめてきたこのブログで・し・た・が・・・
このたび、
に参加させていただいて、アップが頻繁に。
いろいろ思い出すとともに、帰国してしばらくたつので列車の名称も留学時とは違っていたりして調べたり。
さて、前回2つのテーマをまとめて書いてしまったわたし。
その間クリスマス年末年始休暇のさなかの英国はまだ雪の中・・・?http://www.channel4.com/news/uk-snow-severe-weather-warnings-for-cold-snap
こないだまで17度くらいあって、
最近やっと少し冬らしくなってきた東京のコートの中は半そでシャツの気楽からは想像もつかない感じですね。
英国「留学とクリスマス」というテーマ、
クリスマス休暇年末年始休暇のTVの様子、
列車事情などもまぜて前回すでに書いてしまったのですが、
加筆などしてクリスマス年末年始テーマとして再度アップしまぁしたっ!

☆テーマ2 留学とクリスマス
あなたが気づいた英国と日本のクリスマスの違いや、英国の面白いクリスマスの習慣、クリスマス休暇の過ごし方など、このシーズンにまつわるエピソードがあれば教えてください。
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英国のクリスマスといえば・・・・


クリスマス休暇で交通機関が止まると聞いていた:
のですが、実際はそれほどでもありませんでした。バスの本数がすくなるということはあったのですが。
とはいっても、今年のブライトンコーチバスのニュースでもやはりお誕生日当日25日はまったくバスはないですね。


24日の晩は教会へみんなで声を掛け合い誰かの車でまとまっていくあるいは近くの教会へみんなで歩いていくという感じが。
確か1999年ごろは24日には教会までを往復する夜中も特別バスが出ていた記憶があります。
ちょうど日本の大みそかの除夜の鐘と(クリスマスは宗教的意味合いがあるのが違いますが、人々の行動パターンは少し似ていなくもないかもしれませんね)
*2010年今年のBRIGHTON&HOVEブライトンバス&コーチhttp://www.buses.co.uk/news/servicenews.aspx)のクリスマス休暇に関するお知らせは以下のリンクからー

年々クリスマスショッピングが盛んなのでということで大型ショッピングモールhttp://www.churchillsquare.com/のあるbrightonブライトンではタクシーはクリスマスから年末元旦にかけても割増料金ながらある程度走るようになっていました。日本にいるころから好きだった(昔は新宿伊勢丹地下に入っていた)wittardの紅茶や、日本にもありもともと大ファンのコンランショップの原型、価格がお手頃のhabitat(日本には残念ながらない)のバーゲンもうれしかった。買い物帰りのクリスマス前タクシーもバスもあったような。ので、あまり普段と変わらなかったような気がします。


が、さすがに1月1日はタクシーに限らず道には車がぱったりいなくなりシーンと静まり返ります。

列車はかなり本数が少なくなっていたのかもしれませんね。大学キャンパス内の寮からでたあともバスで通ったりがほとんど。

列車に乗る機会といえば、ロンドンのハリーポッターで有名な、スコットランドへ行くとき使ったKINGS CROSSキングス・クロス駅/ブライトン駅からテムズリンクに乗ったらセントパンクラス駅近くの英国図書館http://www.bl.uk/へ調べものに行くときやhttp://www.bl.uk/aboutus/quickinfo/loc/stp/index.html
FMNHKなどで聴いて日本にいる頃からもともと好きだった上チケットも格安で客演者もなかなかのロンドンフィルハーモニックオーケストラhttp://www.facebook.com/royalphilharmonicorchestra?ref=tsのコンサートを聴きにロイヤルフェスティバルホール(ロンドンビクトリア駅から地下鉄で行くウォータールー駅のそば)へいったりhttp://www.southbankcentre.co.uk/venues/royal-festival-hall
ピカデリー駅そばの格安航空券を買いに行ったり(フルタイム学生で国際学生証があれば日本帰国は半額チケットも)やバーゲンにいったり等なども、ときどき。でもクリスマス休暇は図書館もお店もお休みなのであまりクリスマス休暇の列車事情がどうたったっか・・・?です。


唯一クリスマス時期のロンドンの思い出といえば、西暦2000年ミレニアムの年。その年は家族が日本から遊びに来てくれてロンドンのパレス前で年越しシャンペン片手にカウントダウンをしました。花火もきれいで、わいわいと♪
その時はクリスマス後年末前に家族をヒースローに迎えに行き、バスでロンドンのホテルに入ったので特に交通事情は問題なかったような記憶が・・。
とはいえ、ミレニアムイベント以外はデパートもお休みで静かなロンドン。公園(ハイドパーク)ものどかでのんびりおさんぽできました。1月は試験の時期なので正月すぎロンドンからブライトン駅→ファルマーの大学寮へ家族と戻ったのですが、もうクリスマス休暇スケジュールではなかったので特に困らなかったような。ロンドンのビクトリアステーションから列車でブライトン駅まで約45分くらい。快適。

というわけで、たまにはコネックスサウスセントラルに乗ってロンドンへ行ったすることもあり、列車の快適さは気に入っていました。昼間の列車はすいていて気持ちよいですが、帰り夕方はそれなりに混んでいます。座席は向かい合わせのいわゆる列車タイプでブライトンから朝10時ぐらいに乗る便は成田エキスプレスのような新しい車両でゆとりがありテーブルにパソコンを開けられるほどゆったりした座席も普通でした。ワゴンで車掌さんが売ってくれるBLTサンドイッチが今も懐かしいです。

その後ブライトンとロンドンを結ぶサウスセントラル路線の列車運行管理を行っていたコネックス社が2000年に経営不振で本来2006年まであったサウスセントラル路線の列車運行管理権を失います。その後Southern Railway(Southern)サザーン鉄道(Goviaの子会社)に業務引き継ぎがれ今に至っています。

(*Connex South Central:
http://en.wikipedia.org/wiki/Connex_South_Centralが経営不振になり、英国Go A-Head Groupと仏Keolis(交通運輸サービス)の共同事業会社Govia社にその列車運行管理業務が2000年10月~引き継がれることを伝えたbbcの記事ー

さて、以下がコネックス社からサウスセントラル路線を引き継いだサザーン鉄道今年2010年のクリスマス休暇事情ー
やはり12月25日は完全運休。
12月26日は乗換等が必要な場合もあるけれどロンドンビクトリアからブライトンへは一時間一本で朝9時から夜8時まで運行。

・・・ちょうど日本のお正月前のよう?:
寮を出て(基本的に院生以上は寮に一年入ったら民間フラットへ一年、またその次の年は大学の寮に入る権利がもらえるということになっています)一人でフラットで住んでいた時は、ご近所の方々とチョコレートなど交換し合いました。お礼にクリスマスカードボックスなどいただいたりもしました。みなさんいいかたばかりで、あたたかくおつきあいくださいました。アメリカの民間フラットに住んだということがないので、較べようがないのですが、町の宗教的な幅の広さ、いわゆるDIVERSITYのひろがりはイギリスもかなりあったと思います。私が住んでいたHOVEには大きなシナゴーグがあり、一方おおきな英国国教会がタウンホールの前にありました。いつも静かで質素な感じのイスラム系イエメンの民族衣装に身を包むおじさんが商店主のなんでも屋さんはそのシナゴーグのすぐそばにありましたし、おいしいケバブや中華、カレーのお店もたくさん。もちろんおいしいフィッシュアンドチップスはどこにでも。イギリス人、ギリシャ・トルコから移民の人たちの経営するフィッシュアンドチップスのお店どちらも美味しくて行列が。人種にかかわらず魚の新鮮さを見抜く力が決め手なのでしょうか?
そして、どこもクリスマスはおおいそがしになります。

にぎわうクリスマスの頃のスーパー肉売り場:
クリスマス休暇前はやはりスーパーには七面鳥の大きいままの一羽がどんどんとならんでいます。キリスト教徒ではないわたしですが、日本にいる時も昔から時々クリスマス時期には七面鳥を一羽予約したりしてくりやもち米を詰めて焼いて食べていたりしましたが、さすがイギリスは七面鳥からハト・キジまで普段からそろっているだけあって、クリスマス前には、とくに一羽の七面鳥や鶏肉がずらりがががーんとならんでいるのは、やはり圧巻です。冷凍パイ生地や生のベリー類(かかせないベリーソースのため)がずらりとならぶのは、日本でいえば、お正月用のおせちの食材がずらりと並ぶという感じです。普段からキジハトのローストはオーブンで料理していましたが、やはり年末は七面鳥(くりすますじきならぶしちめんちょうはそれはそれはまたかなり大きいので一羽まるごとはオーブンに入らず、半羽をローストしたところ今一つだったので、次の年は鳥の一羽の大きめのものにして割とうまくいきました。ソースはその頃(今でも)人気のジェイミーオリバーhttp://www.jamieoliver.com/http://www.jamieoliver.com/diaryの料理本を参考に、イギリスで豊富な新鮮なベリーをつかって、簡単で香りよく♪友人たちを招いたその年の年末クリスマスディナーの鳥料理はわりと好評でした。

クリスマス七面鳥以外にミンスパイ:
2004年の9月から2005年2月まで大家さんのお宅を間借りして暮らしていた時はクリスマス時期はクリスマスランチに呼んでいただき、おいしい七面鳥のローストをいただきました。(アメリカでは感謝祭に食べる七面鳥ですが、イギリスではクリスマスにいただきます。日本と同じでよかったです)それからお茶の時間にはあまり日本では見かけないタータンチェックの缶に入った(イギリスではあふれている)ミンスパイがかならず。ミンスパイの具(リンゴやシナモン)の作り方もあちらこちらのテレビや新聞雑誌や英ネット番組ででていて、さながら日本でいえばやはりお正月料理といったところでしょうか?
*ちなみに、ウィッキペディアによると、ミンスパイ(mince pie)は、そもそもイエスキリストのゆりかごをかたどったものであるとのこと。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%91%E3%82%A4
http://en.wikipedia.org/wiki/Mince_pie
*bbcなどからのミンスパイレシピー
http://www.bbc.co.uk/food/recipes/mincepies_73207
なんと日本の味の素がミンスパイのレシピ公開中。来年は懐かしがるだけでなく自分で作ってみようか・・・な:http://www.ajinomoto.co.jp/recipe/card/002500/002254.asp

クリスマス時期の学食:
ちなみに、大学のキャンパス内にある学食では、大学の敷地内に寮がいくつもあるのでクリスマス時期もたしか26日くらいまではあいていて、骨つきラム(10本分くらいつながった状態)のオーブン焼きがどかん&ひょいとお昼の定食に出てきたり。かけたいだけかけられるおぉっきなボールに入ったミントソースがおいしくて・・・もともと日本でもラムや豚肉のロースト用にミントソースを作ったりしたことはあったのですが、イギリスのミントソースはオイルもですが酢が割とはいっていてそのためか、さっぱりしていて、なんともいい。マークス&スペンサー、ウェイトローズ、セインズベリー、テスコ、アスダなど大きなスーパーでは瓶詰のミントソースが普段から売っています。生ミントの量がかなりたっぷりしているからおいしいというのもある気がして、イギリスでミントのみじん切りだらけにオイル少しと塩とビネガーで作ってみたら少し近い感じに・・・

大学のクリスマス休みの時期は試験前:
そうそう、大学も大学の図書館も20日くらいから1月7日くらいまでお休み。で、すっかりキャンパスは静かになります。といっても、1月は試験なので、24時間あいているコンピューターセンターで調べものする学生も少なくないです。

英国のクリスマス番組:
英国でクリスマス時期のテレビ番組。わたしがイギリスにいた1999年から2005年春の内でも、1999年から2002年頃は特に宇宙・時間についての番組、ホーキンスやアインシュタインがとにかく話題でしたので、クリスマス時期も科学・歴史系番組が多かったですね。
アインシュタインのビッグバンについてのドキュメンタリーがおもしろかったです。日本の物理学者も登場しタイムトラベルというか時間時軸は自由自在という説をCG等を使って説明していました。日本の科学者もコメントをしていました。たしかコメントにはホーキンスもでていたような・・・(あの年1999年から2000年ごろ何度も再放送されていたのに今発見できないでいます。みつけたらURL載せますね)。
*とりあえず・・・最近のBBCのサイエンスのページなど載せておきますね:http://www.bbc.co.uk/news/science_and_environment/, (BBC,scienceのページもNASAのページやNature等と同じく興味深い)http://www.knowledgemagazine.com/science, (bbc radio4も)http://www.bbc.co.uk/programmes/b00wr7rc

あの頃の英国テレビーチャンネル4の歴史発掘シリーズでイエスキリストのデスマスク:
英国テレビチャンネル、南部では4つあります。
BBC1(英国国営放送)、BBC2(日本の教育テレビ)、
Channel4(日本で言うとTBS&TV朝日&フジかな)、
ITVhttp://www.itv.com/itvplayer/(日テレ&フジ&TV東か?アガサクリスティー原作推理小説のドラマ化シリーズや夕方のスクラブル番組、F1中継でもおなじみ。王室に強いといわれる)。
Channel4は遺跡から歴史を構成・検証しようという試みを行っていてhttp://www.channel4.com/history/microsites/G/great_excavations/digging.html
その一つにキリストはアラブイスラエルローマ地域に実在したことを証明するといわれる発掘物から実在の人類キリストを追うとしてイエスキリストのデスマスクを分析した番組が2000年のクリスマス休暇のころ放送されたものを観たのを覚えています。

そのchannel4が2000クリスマス時期にとりあげた研究によれば実在のイエスキリストはアラブイスラエルローマン系の顔立ちで髪は茶色から黒だったのではという学術研究をしている研究者の仮説を論じていて、おもしろかったです。ベツレヘムに12月24日に生まれたカナン人(フェニキア人)であることが濃厚なイエスキリストがイスラエルアラブローマンいわゆる地中海地域系の顔立ちであることはべつに不思議ではないのですが、いわゆる一般にみられる少なからずのイエスキリスト像とはかなりかけ離れた顔立ちがデスマスクに残されていて、髪も黒(こげ茶)かったであろう分析と研究があるというドキュメンタリーは面白かったです。ちなみに、髪は腰までとどくほどの長い髪だったという記録が残っています。イエスキリスト像というのも、各地で随分違います。サセックス大で刑事政策の修士論文を書き上げた後の2005年夏にイスラエルのベツレヘムやエルサレムへ旅行した時感じたのは、こげ茶黒髪のキリスト像のあたたかな静けさ。ベツレヘムの教会の人々を温かく見守るしずかな慈愛に満ちたまなざしのキリスト像が印象深かったです。いわゆるキリスト像というものをどういうものと思っているかはそれぞれでしょうしそれぞれの自由ではあるのかもしれません。が実在のイエスキリストのデスマスクとはかなりかけ離れているというのが結論でした。当時の政治的権力者はどうしても例えば青白い金髪のイエスキリストでなければ困る人たちもいたのかもしれませんが、一方実在のイエスキリストのかなりがっちりとした顔つき肌の色などの点(金髪ではないイエスキリストについて)、おそらくイスラエル・アラブ・ローマどこからも、意外と異論は出ないのではないかと思ったりします。
アラブカナンの地に猿から進化した類人猿の後科学的に進化した人類のフェニキア人であるイエスキリストが存在した蓋然性を前提に展開されたドキュメンタリーは興味深く、イエスキリストの生誕地地中海地方の人々だけでなく、欧米含め世界中の人々の共感を呼んだのではないでしょうか?
(余談:チャンネル4ではアラブイスラエルローマ地区に類人猿の子孫の人類であるイエスキリストが実在したことをそのデスマスクから研究している過程から人間キリストを扱っていました。この点、全く正反対に、人類進化完全否定、イエスキリストが人類であることあるいは人類としての実在性を否定する「説」を「デスマスク」研究に絡めるページがインターネットに挙がっているようです。
が、そのような人類進化否定「説」は、チャネル4の番組とは全く関係ありません。念のため)

BBCテレビは、国営放送ならでは:
教会の合唱隊がキリスト誕生についてうたうsong of praise, foyerが24日に、25日にはエリザベス女王陛下からのおことばがあります。そして新年元旦にはカンタベリー大司教からのおことばが放送されます。
留学中の2004年も、BBCが教会から生中継し物語が荘厳に合唱隊から(song of praise foyer)。そのあとは中学のころから大好きなサウンドオブミュージック(ジュリーアンドリュース)を。
休暇は特番と映画どれもうれしいいは、どの国でも同じですね。
今年のBBC番組表をネットで見ると、「マイファミリー」の特番があり、あああ、いいなぁ、今すぐイギリスに行って「マイファミリー」を観たい・・
*マイファミリーとはBBC金曜日の7時半から放送されている(た)シリーズもののコメディ番組のタイトル。
FACEにも「BBCマイファミリー」のファンページがあるので、そちらをあげておきますねー♪ 

クリスマスのころの気候:
寒くて雪が降るということは、私が留学中には確かクリスマスの時にはなかったです。2004年のクリスマス休暇に一回降ったかな?ブライトンの人たちの話では以前に比べ冬がかなり暖かくなったということもあるようです(2000年には雪が1月か2月に降って夜中雪だるまを作って遊びましたけどね)。

教会へ行く大学生・大学院生も少なくない英国:
サセックス大学には大きなキリスト教系のサークルもあり、
24日は、はもちろん、教会へイエスキリストの誕生日の前夜祭をお祝いに行く日なのです。
多くの人に善をおこなったイエスキリストが生まれ、この世に、よく生きることのふつうを、普通に示した、ことの意味は、キリスト教徒でなくても、人が、全ての生き物といつくしみあい、助け合い支えあう、その意味を大切におもいあう、という点において、人間にとって、意味があると私は考えます。
宗教は、よくいきること、いつくしみあい、お互いを大切にしあい、生きることを、みんなで、確認しあい、大切に思いあう、そういう意味合いがあると思います。人は、お互いを支えあうように、生まれついて出来ているということを、現実に心理学や大脳生理学的に確認する時さらに、生き物がいつくしみあいを支えあうことを支えあう宗教の存在は、強制されるものではないけれども、排斥されるものでもない、と思うのです。そして科学と共存できる存在であると、思っています。それは、宗教の核心が、人のいきとしいけるものの慈愛や支えあい思いやりとやさしさであるという限りにおいて、あるいは、科学の核心が、人といきとし生けるものを活かしささえいつくしみあいやさしさとささえあいである限りにおいて、矛盾しないと考えるからです。
キリスト教の、核心は、あるいは、宗教の、核心は、よくいきるということを普通に生き抜いたイエスキリストという人のそのよく生きる普通を、全ての人の普通であると感じるあるいは考えることではないでしょうか?
キリストのように良く生き抜くことは、
宗教あるなしにかかわらずキリスト教徒であるなしにかかわらず、人にとってごく普通なことではないかと思うのです。

24日、イエスキリストが、うまやで星の降る夜生まれたという12月24の夜も更け朝に向かっています・・・

世界の人々の苦しみと暴力とがいつか消え去り笑顔といつくしみあいとやさしさとがいきもののあいだをいきわたりますように・・・

みなさまよい年末と素敵な新年をお迎えください・・・
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追記:
コネックスサウスセントラルが列車運行管理を行っていたサウスセントラル路線とテムズリンク路線の現在:
ブライトン駅とロンドン方面(サウスセントラル路線ならロンドンビクトリア駅、テムズリンク路線の場合はロンドンブリッジやセントパンクラス駅)と結ぶ列車路線はわたしが留学していたころはコネックスサウスセントラルとテムズリンクが走っていました。

さて、以下はブライトン駅とロンドン方面を結ぶ路線の昔と現在についてです。
1.サウスセントラル路線
かつて:Connex South Central(ブライトン駅への開通1997-2001)
http://en.wikipedia.org/wiki/Connex_South_Central で親しんでいた路線、ブライトンとロンドンを結ぶサウスセントラル路線は、2000年にこの路線に関する列車運行管理を行っていた仏コネックス社が財政破たんし列車運行管理フランチャイズを失った後、GOVIAゴヴィア社(ゴーアヘッド社(英国南部バス網)+仏のケオリスの共同事業)がサウスセントラルというブランド名で2004年5月30日まで列車を運行。
現在;その後同じ列車運行管理会社GOVIAの子会社サザーン鉄道(southern railway)が、新たなブランド名Southern;http://www.southernrailway.com/
サザーンとして緑と黄色の列車を運行中。
今のところ2017年までGOVIA社によるフランチャイズ列車運行管理事業権の継続が決定しています。

2.テムズリンク路線
かつて:ブライトンとベッドフォードを結ぶテムズリンク路線は、かつてはサウスセントラル路線の列車運行管理をコネックス社から引き継いだGOVIAゴヴィア社の子会社で鉄道運行管理会社テムズリンク社http://en.wikipedia.org/wiki/Thameslink_(train_operating_company)が列車運行管理を行っていた。
現在:2006年4月以降、テムズリンク路線の列車運行管理はファーストキャピタルコネクト社が行っている。
ファーストキャピタル(テムズリンク路線)のクリスマス休暇のスケジュールのほうも、25日26日は完全運行休止
ただし、ロンドンなどでの年末カウントダウンのため、
12月31日夜の11時45分から新春元旦早朝4時30分までの間にファーストキャピタルコネクトの列車に乗った場合に限り、ファーストキャピタルコネクトのどの路線(テムズリンク路線ブライトン駅とロンドンブリッジ間を含む)でもタダで乗れるとのこと。
詳しくは下記のファーストキャピタルコネクトのホームページをご覧くださいね。

ブライトンーロンドンブリッジのファーストキャピタルコネクトを使ったクリスマス休暇年末年始の詳しい時刻表はこちらから;

☆☆
さて、次の2つのテーマについては、また今度!
ではまた!

2010年12月24日金曜日

Education UK オンライン大使として英国留学につき毎月いくつかのテーマについて書きます。よろしく。第一回目のテーマ英国留学の「わくわく」

2010年12月24日から6カ月にわたり、英国ブリティシュカウンシルのEDUCATION UK のオンライン広報大使として、わたしのブログの中で、英国留学について毎回いくつかのテーマについて書くことになりました。
これから6ヶ月間どうぞよろしくお願いします!

12月の5つのテーマから、
今日は英国留学中の「わくわく」♪


☆テーマ1 留学中のわくわく体験
今までとは異なる環境で、人とは異なる経験をすることによって得られる感動。留学中、そんな感動を味わったかたも多いのではないでしょうか?留学中に遭遇したあなただけの「わくわく体験」をぜひ聞かせてください。
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  「わくわく」な日常のおしゃべり議論:

「わくわく」というと、やはりなによりも朝から晩まで政策論議できたことですね。朝あっても昼あっても夜あっても、学食で朝から晩まであの政策のここがこう優れているここがどうダメだと顔さえ合えばそんな感じが普通です。その一方でだからこそきらくにきさくにどうでもいいことも議論する。クリスプ(ポテトチップ)のどれがおいしいか、みんな理由があり、ないときは(ここがいいところです)、
「好きなものは好き」であることに対する理由づけを論じる、わけです。もう、楽しくて楽しくて、しあわせでしたね。何にでも、なんにもでも理由があるのです♪理由がないことにも理由がある。
とても自分の性格に、あっていました。てなわけで、朝から晩まで誰とあっても機関銃のようにしゃべりっぱなしでしたね。たのしかったです。わくわく体験というと、そういう日常がおもいだされます。


夜の強い雨とからりとした朝の青空、雨をたっぷり吸った草や木々のにおい・・・と「わくわく」な森の朝:
わたしが大学院留学していた
サセックス大学http://www.sussex.ac.uk/
鉄道の駅でいえばファルマー駅http://www.nationalrail.co.uk/stations/FMR.htmlが近く(公共の施設はすべて障害者が使用しやすいように設置されなければならないという法律のため新しくなったファルマー駅。でも車いすで直接改札を抜けて列車に乗ることはできないようで、まだまだブライトン駅のほうが使いやすい様子。実際バス便がなかったりタクシー乗り場がなかったりでたいていは駅ならバスで行けるブライトン駅http://en.wikipedia.org/wiki/Brighton_stationを使うことのほうが多かったかな)。
英国の南部イーストサセックス州のブライトン&ホーブ地区という行政地区にありhttp://www.brighton-hove.gov.uk/、地形的にはサウスダウンズという大きな丘陵地帯一帯の途中にあります。
大学学部・大学院・医学部センター・図書館・アートセンターの他、キャンパス内に複数ある大学生・院生向け(家族向け)学生寮、家族持ち学生向け保育施設およびスポーツセンター(ジムやスカッシュコートがずらりと並ぶ)などが丘のなだらかに登ったところまで広がっています。
大学院入学後最初に入った学生寮は(キャンパス外にも街中の寮がいくつもあり、そちらにも後に住んだりしましたが)まさに丘陵地帯の森の中にあったので、夜は雨が降り、朝にはからりといつも気持ちのいい青空が。
このわたしのブログのタイトル「LIKE SUNSHINE U FIND IN WATER DROPS ON THE LEAVES IN THE MORNING」はまさに
あの朝が懐かしくてつけたもの。
いまでも時々夜雨の音を聞くと、あのファルマーのさわやかなからりとした夜中の激しい雨を懐かしく思いだし、朝にはからりとくっきりと晴れかな・・・などと思ったりします。
あさになるといつもきまって、学生寮の立ち並ぶ中庭の木々の木の葉に、朝露のように雨の後の水滴がたくさん。
朝木々をゆらすとまるで雨が降ったみたいにきれいに雨粒がふってきて、その中に、太陽がきらきら光っていました。
いまでも、ふと、朝、窓のそとに、あの丘と青空が広がっているような気がすることがあります・・・

「わくわく」な朝食は丘の向こう:
寮のすぐ裏手の丘にも羊がたくさん住んでいるのですが、
さらに反対側大学の敷地を越え、サセックス大学のあるファルマー(駅・地名)一帯を飲み込む広ーい丘陵地帯サウスダウンズhttp://www.visitsouthdowns.com/をのんびりとあがっていくと、途中には馬や羊がたくさん。もちろん、だれかに飼われてはいるのですが、とくに、小屋とかではなくて、小屋から昼間はひろい丘の囲いの中に放し飼いにされていて人懐こい馬たちや羊がたくさんでした。朝、フラットメイトたちみんなで丘を上がっていくと、小さなレンガ積みの教会を中心にあるちいさなかわいらしい村が丘の中腹よりやや先にあり、その村のレストランで手作りのソーセージなど村のおいしい朝食を食べたりしました。


英国、「わくわく」な、すぐ、そこにある(?)、月:
寮の羊の丘のほうに、満月がちょうど草原の先のほうにまるで歩いていけるようにあがってくるのをフラットメイトと眺めるのが好きでした。驚くほど近くて、驚くほど大きな月は、ほんとうに、すぐ、そこに手が届くようにあるのです。丘に住んでいたからでしょう。
いまでも、あのすぐそこにあるかのような月を時々思い出します。☆☆
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次のテーマについてはまたこんど♪