近況

近況
2000/2005英国サセックス大学法学部修士卒 冨田麻里(7thclouds) 愛犬びすけと東京新宿区早稲田町に暮らす 51歳 職業 英訳 現在週3日公務員非常勤職員

2010年12月24日金曜日

Education UK オンライン大使として英国留学につき毎月いくつかのテーマについて書きます。よろしく。第一回目のテーマ英国留学の「わくわく」

2010年12月24日から6カ月にわたり、英国ブリティシュカウンシルのEDUCATION UK のオンライン広報大使として、わたしのブログの中で、英国留学について毎回いくつかのテーマについて書くことになりました。
これから6ヶ月間どうぞよろしくお願いします!

12月の5つのテーマから、
今日は英国留学中の「わくわく」♪


☆テーマ1 留学中のわくわく体験
今までとは異なる環境で、人とは異なる経験をすることによって得られる感動。留学中、そんな感動を味わったかたも多いのではないでしょうか?留学中に遭遇したあなただけの「わくわく体験」をぜひ聞かせてください。
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  「わくわく」な日常のおしゃべり議論:

「わくわく」というと、やはりなによりも朝から晩まで政策論議できたことですね。朝あっても昼あっても夜あっても、学食で朝から晩まであの政策のここがこう優れているここがどうダメだと顔さえ合えばそんな感じが普通です。その一方でだからこそきらくにきさくにどうでもいいことも議論する。クリスプ(ポテトチップ)のどれがおいしいか、みんな理由があり、ないときは(ここがいいところです)、
「好きなものは好き」であることに対する理由づけを論じる、わけです。もう、楽しくて楽しくて、しあわせでしたね。何にでも、なんにもでも理由があるのです♪理由がないことにも理由がある。
とても自分の性格に、あっていました。てなわけで、朝から晩まで誰とあっても機関銃のようにしゃべりっぱなしでしたね。たのしかったです。わくわく体験というと、そういう日常がおもいだされます。


夜の強い雨とからりとした朝の青空、雨をたっぷり吸った草や木々のにおい・・・と「わくわく」な森の朝:
わたしが大学院留学していた
サセックス大学http://www.sussex.ac.uk/
鉄道の駅でいえばファルマー駅http://www.nationalrail.co.uk/stations/FMR.htmlが近く(公共の施設はすべて障害者が使用しやすいように設置されなければならないという法律のため新しくなったファルマー駅。でも車いすで直接改札を抜けて列車に乗ることはできないようで、まだまだブライトン駅のほうが使いやすい様子。実際バス便がなかったりタクシー乗り場がなかったりでたいていは駅ならバスで行けるブライトン駅http://en.wikipedia.org/wiki/Brighton_stationを使うことのほうが多かったかな)。
英国の南部イーストサセックス州のブライトン&ホーブ地区という行政地区にありhttp://www.brighton-hove.gov.uk/、地形的にはサウスダウンズという大きな丘陵地帯一帯の途中にあります。
大学学部・大学院・医学部センター・図書館・アートセンターの他、キャンパス内に複数ある大学生・院生向け(家族向け)学生寮、家族持ち学生向け保育施設およびスポーツセンター(ジムやスカッシュコートがずらりと並ぶ)などが丘のなだらかに登ったところまで広がっています。
大学院入学後最初に入った学生寮は(キャンパス外にも街中の寮がいくつもあり、そちらにも後に住んだりしましたが)まさに丘陵地帯の森の中にあったので、夜は雨が降り、朝にはからりといつも気持ちのいい青空が。
このわたしのブログのタイトル「LIKE SUNSHINE U FIND IN WATER DROPS ON THE LEAVES IN THE MORNING」はまさに
あの朝が懐かしくてつけたもの。
いまでも時々夜雨の音を聞くと、あのファルマーのさわやかなからりとした夜中の激しい雨を懐かしく思いだし、朝にはからりとくっきりと晴れかな・・・などと思ったりします。
あさになるといつもきまって、学生寮の立ち並ぶ中庭の木々の木の葉に、朝露のように雨の後の水滴がたくさん。
朝木々をゆらすとまるで雨が降ったみたいにきれいに雨粒がふってきて、その中に、太陽がきらきら光っていました。
いまでも、ふと、朝、窓のそとに、あの丘と青空が広がっているような気がすることがあります・・・

「わくわく」な朝食は丘の向こう:
寮のすぐ裏手の丘にも羊がたくさん住んでいるのですが、
さらに反対側大学の敷地を越え、サセックス大学のあるファルマー(駅・地名)一帯を飲み込む広ーい丘陵地帯サウスダウンズhttp://www.visitsouthdowns.com/をのんびりとあがっていくと、途中には馬や羊がたくさん。もちろん、だれかに飼われてはいるのですが、とくに、小屋とかではなくて、小屋から昼間はひろい丘の囲いの中に放し飼いにされていて人懐こい馬たちや羊がたくさんでした。朝、フラットメイトたちみんなで丘を上がっていくと、小さなレンガ積みの教会を中心にあるちいさなかわいらしい村が丘の中腹よりやや先にあり、その村のレストランで手作りのソーセージなど村のおいしい朝食を食べたりしました。


英国、「わくわく」な、すぐ、そこにある(?)、月:
寮の羊の丘のほうに、満月がちょうど草原の先のほうにまるで歩いていけるようにあがってくるのをフラットメイトと眺めるのが好きでした。驚くほど近くて、驚くほど大きな月は、ほんとうに、すぐ、そこに手が届くようにあるのです。丘に住んでいたからでしょう。
いまでも、あのすぐそこにあるかのような月を時々思い出します。☆☆
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次のテーマについてはまたこんど♪