近況

近況
2000/2005英国サセックス大学法学部修士卒 冨田麻里(7thclouds) 愛犬びすけと東京新宿区早稲田町に暮らす 51歳 職業 英訳 現在週3日公務員非常勤職員

2011年11月13日日曜日

テンプラ(精進揚げ)ざんまいだった週末で思い出したけど・・


以前も書いたけれど、
サセックス大学法学部大学院留学時代、
各国の学生達とたくさん料理をつくりあった。
料理の作りあい、と、いうと、料理を普段作らない方は億劫な感じがするかもしれないが、
食材はおなじようにイギリスで手に入るものなのでみんな共通なのに
各国料理文化により同じ食材を異なった方法で調理するのでそれぞれいろいろな違いがあり、
いろいろな機会に各国料理が楽しめ、楽しい発見があった。
たとえば、近所の国韓国では黒豆は甘く煮ないけれど、普段から食べていたりするようだ。 チヂミはお好み焼きとにているけれどにらの香りとショーユベースのたれが決め手でお好み焼きとは似て非なるものだ。
フラットではみなフラットメイトが各国のふだんの家庭料理をよく全員に全員でつくりあったりした。
パスタとかオムレツが好きで、あまり日本の料理は作らなかったけど、
でも、みんなでそれぞれの料理を分け合って食べることが少なくなかった。

私はそもそも留学前日本にいる頃も普段jからパスタやローストチキンや魚のグリルを作って食べることが多かったので
イギリスへいっても食生活にほとんど変わりなくかえって食材が手に入りやすくなったところも。
あまり挑戦しないソースの簡単おいしい作り方を教えてくれるジェイミーオリバー番組(BBC2)や本は嬉しい限りだった。

時にパーティーでは巻き寿司とかそば(手打ちじゃないけど)などの日本食も。 パーティ料理の日本料理のメニューで気を付けた点は日本以外ではあまり料理に砂糖を使わないということ。煮物など甘い「料理」(お菓子デザートならともかく)はびっくりされるという話を聞いたこともあり、パーティでの日本食メニューでよろこばれるのはソイソースお醤油や塩ベースの寿司天ぷらそば吸い物など。 巻き寿司パーティにしたときは電気炊飯器なしだったので、電磁調理器になべでご飯を炊いた。
アルゼンチン人のフラットメイトはアウトドア慣れしていてお米炊きの水加減が上手。
電気炊飯器慣れしてしまった私より得意そうなので手巻き寿司のご飯炊きはまかせてしまった。
世界中の人たちみんなお米を炊くのが上手だ!

サセックス大学法学部大学院の集まりでは一人一品各国料理もちよったりした。

それぞれの国をしるのに一番無難でわかりやすくだけど国粋にならずに
おたがいを知り合い分かり合える国際交流のしやすい分野に料理があると改めて今感じる。

ギリシャ料理のナスの使い方はすばらしいし、インド本場のタンドリーチキンに欠かせないのは
ヨーグルトだったり、ぜんぜん赤くなかったりするのも改めて知った(赤い色を体や顔につけるお祭りはあるけれどね)。
韓国の黒豆料理もおいしかった。し、フランス人のクレープはシンプルなグラニュー砂糖とレモンで香りが決め手でおいしかった。
メキシコ料理のアボガドを使ったワカモレは今でも大好物。

途中からフラットメイトになったイギリス人学生はベジーで、ほとんど全部自炊。特別料理という感じでみんなと分け合うわけには行かない。が、週末に女の子のクラスメイト?をフラットによんだときは、一生懸命彼女の分のベジー料理もしっかり誇らしく?♪つくってあげているのがかわいらしく印象的だったー♪
(ちなみに上記ギリシャインド料理ベジー料理は男子学生、ほかは女子学生による各国料理)

クラスメイトの年配のイギリス人学生お宅におよばれしたときは、
奥様のお料理も豊富でおいしくしかも娘さんの為に別にべジー料理もおいしく作られる奥様の料理のレシピの豊富さと、
もてなし上手に感動。また知り合いのイギリス人のパーティでは、
チャックピー(ヒヨコマメ)をコリアンダーとひき潰しオリーブオイルであえる前菜料理がおいしかった。
彼女はきちんとレシピを分厚いートにつけていた。
すると、彼女のパーティの準備の時にそのレシピノートが活躍することを後で知った。
友人たちが手伝いに集まり、それぞれのお得意のレシピや彼女のレシピノートを参考に数品ずつ男女かかわらずみんなで広いキッチンで作るところからパーティは始まっていたりするからだ。
うーん、なるほどレシピノートは重要だなーとその時思ったものだ。
あいかわらずいつも私はその場で考えて作って食べて終わりという状況。これじゃパーティの準備の時には一人ひとりつきっきりでレシピを後述するしかないものね・・・。
だが最近は自分のブログ(diary with biscuit等)にレシピを書き溜めるようなった。進歩かな。 http://nomado7th.exblog.jp/17090445/

各国料理といえば、フラットメイトや友人同士で料理を作りあうだけとは限らない。
イギリスは大英帝国のなごり旧植民地地域からの移民文化が実はさかんだ。
中東の料英着しているケバブをはじめレバノン料理店がイタリアン中国料理店インド料理店にまじってならぶ。
もちろんイタリアンやフレンチも人気だ。
イギリス料理は?・・・・そしてイギリス料理(外食)はおいしくないというのも嘘だと(もともと思っていたが)改めて知った。

フィッシュアンドチップスは日本で言えば寿司にあたるか?のようなところもあるだろうか。
あげる魚は鱈だけではない(鱈の漁獲高はスペインとの国際紛争にもなるくらい大変な問題だ)。
し、鱈といえども、ばさばさだったり新鮮でない鱈を出すところにはもちろん一度もお目にかからなかった。
きちんとしたフィッシュアンドチップスのレストランもあるし、
街中にいくつも簡単なフィッシュアンドチップスの小型店もある。
レストランでなくても本気のフィッシュアンドチップス屋さんだと太刀魚など6種類くらいの魚をよういしてある。
また、かれいなどおみせで「時期」[時価」あつかいの種があったりする。
ケチャップもあるが、やはりモルトビネガーがなつかしい。
また友達とたずねたアイルランドで食べたフィッシュアンドチップスにはタルタルソースがでてきた。 タルタルソースでたべるフィッシュアンドチップスはコロモのふわりかんがいかされていておいしい。
イギリスは日本同様島国でフィッシュアンドチップスにかぎらず魚をよく食べる国だ。
海岸町ブライントンではオイスターやいわしのオイル焼きなどがとてもがおいしかったりする。
ウェイトローズといういわゆる高級スーパーには鮮魚コーナーがありおおきなイサキをまるごと買うこともできる
(大きさにもよりますがオーブン料理向け3-4人分の大ぶりのものなら日本より安く(1500円以内くらい)手に入ります)。
マッカレル(macarelaサバ)の酢漬けはセーフウェイがおいしいのをおいていました。

魚ばかりでなく、お肉もおいしい、イギリス。
クリスマス時期ホテルのレストランのきりたてロースとビーフやローストターキーの香りよいこと。

学内食堂でも、ミントソースたっぷりかけほうだいのラムローストが出されるクリスマス休暇前学期末、なつかしい
(ここいらへんはいつも書くことだが暮れに近づくとやっぱりついつい食堂の気さくなおばさんたちの顔とともに思い出す)。

また、友達が教えてくれて以来すっかりお気に入りでよく週末にデリバリーを頼んだgolden grill というケバブ屋さんや中華のデリバリーなどデリバリーの種類が豊富!
特に冬は寒くて買い物に出るのも料理を作るのもおっくうで、ケバブをよくたのんだ。
ケバブ(串焼きのラムやチキン)は、アルミ箔ケースにチキンライスとケバブその上に山盛りのチリと生たまねぎのっている。
グリーンチリピクルスと生たまねぎスライスはちょっとからいけど、こってりしたケバブをさっぱりとさせておいしかった♪

そういえば、DJアダムHことアダムヘンペンストール(adam hempenstall 奥様はジョアン)さんは、これまではロンドンで開いていたムースバーをブライトンにつれてきてくれるようです。名づけてfeast restaurant 今年の冬はブライトンのアイスリンクで冬季限定レストランを開設。ブライトンホーブにいらっしゃる方はたのしみですね!私もいきたいくらいです・・・・ おいしそうなオイスターもあるようです。イギリスブライトンに住んでいらっしゃられる方はスケートとお料理を楽しみに移動レストランへいらしてみては?https://www.facebook.com/feastbrighton
ちなみに、2012年8月26日にはひさしぶりにアダムHがheadliner を務めますぅ♪ブライトンホーブにいらっしゃる方うらやましい・・・